おいしいコーヒーの真実 / Black Gold


をひかりTVで見てみた。ドキュメンタリー映画。

簡単に言うと中間搾取がひどすぎて、コーヒー豆栽培農家の収入がわずかってこと。公式サイトによると、330円のコーヒーのうち、栽培農家の収入は3円~9円程度、1~3%程度らしい。
現状では、生きていくだけでも難しく、生活を向上させるだけの収入は得られない。十分な食料と水が欲しいだけ。コーヒー豆栽培以外の作物の栽培が難しく、さらに労働手段も少ないようだ。

農家の収入を増やすフェアトレードなんてのもあるが、途上国の政府の役割が悪すぎるかもしれない。私にできることと言えば、フェアトレードのコーヒーを飲むことだが、コーヒー依存症では無いので高くなるなら飲まないか、他の飲料を飲むだけだろうなぁ。

コーヒーだけでなく、中国での生産品などもフェアトレードの対象になることは無いと思うが、「フェアトレード」の理念からすれば、途上国との貿易すべて「フェア」の対象にしたほうが良いのか。途上国からの安い農産物を買うとき、途上国の生活向上が伴っているか考えて買い物すべきか。

日本でも派遣労働者や低賃金労働者を使い、利益を伸ばしている企業も多いので、他国のことばかり言えない現実。

公式サイト
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/


↑フェアトレードコーヒーなら、楽天市場でもご購入いただけます。

ハッピーフライト / Happy Flight


を見てみた。2008年公開。

どんな航空会社でも同じようだと思うけど、「訓練で良かったな」と言われるパイロットがいると思うと不安になる。でも、この完璧で無いところが、いかに安全を求めて頑張っているか分かる気がする、と思いたい。。

パイロットやCAだけでなく、飛行機を整備する人、管制官、カウンターで対応するグランドホステスなど、飛行機を利用するうえで関わる人たちも描かれており、興味深く見ることができた。普段見られないところが多くて、飛行機好きの私には良くできた映画だと思う。

保安面で笑えないシーンが、多々あるのが怖くなる。実際に起こってないよね?ANA便に乗ったとき、良い対応のCAがいたら、お褒めの言葉をサイト経由で出すようにしてます。

スタートレック / Star Trek


を見てみた。2009年公開。

USSケルヴィンが遭遇した未知の宇宙船の攻撃を受ける。圧倒的な攻撃力で、ワープドライブが破壊されてしまう。ここで、エンタープライズ艦長で有名な、ジェイムズ・T・カークの父親が、ケルヴィンの指揮を任され、大勢のクルーを救うところから始まる。
今までのスタートレックシリーズとは、時間軸が改変されているところがあるものの、この映画単体で楽しめるように仕上がっている。戦闘シーンも受けがよいように、レーザー兵器がドンパチ、鮮やかになっている。

時間軸の改変が何でもありになっているけど、これもまた平行宇宙とか何でもあるスタートレックならでは。パイク館長の指揮ぶりをもっと見たかった。エンドロールの映像もきれいなので、お見逃し無く。