父親たちの星条旗 / FLAGS OF OUR FATHERS
を見てみた。
出だしから戦勝国側の造り。ちゃんとジャップjapを言っている。硫黄島へ向かう船から落ちた兵士は、船団が崩れるからと言って船が止まらないと表現していたが、彼はどうなったのだろうか?物量に勝っていた米軍が、あれほどの被害を出した理由は、砲撃が10日の予定が3日に縮まったからだろうか?
途中からは、硫黄島での戦いが始まるが、ここでは戦勝国も敗戦国も関係ない。戦闘後の様子なども取り上げられているが、このあたりは「硫黄島からの手紙」とは大違い。結局、何を言いたいのか分からず。内容を美化しているというより、父親たちの苦悩を強調して描きすぎ、さらにアメリカ本土での出来事が多くて、硫黄島での戦いが薄くなっていて、見終わると何か引っかかるものを感じた。