死角 巨大事故の現場

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柳田邦男氏の「死角 巨大事故の現場」を読了。

JAL123便墜落事故を扱い、飛行機事故やアメリカで発生した、スリーマイル島原発事故などを絡め、巨大事故の原因、ヒューマンエラーなど、単なる事故原因の羅列ではなく、さらに人間の性質まで踏み込んで、事故を防ぐには書かれている。これは、巨大事故だけにあらず、身近な事故にも適用できると思うので、一度読んでみることをおすすめする。
 
1978年(昭和53年)6月12日、午後5時14分。宮城県沖地震が発生。それから、もう30年。宮城県沖地震についても取り上げられており、ブロック塀の倒壊による死者だけでなく、室内でのタンスなどが倒れてきて怪我や重傷を負った人数が多いこと。防災については、国などに頼らず、まず自分自身で出来ることをしておくことが大切だ。
 
私の防災対策
・車に保存水、保存食料、アルミシート、紙の皿やコップ、割り箸、タオル、軍手、レジャーシート、簡易トイレを入れておく
・ケータイ充電できる、手回しラジオを持つ
・自室の本棚、メタルタックは、壁に固定
・ドコモは輻輳してしまう恐れがあるため、予備回線としてソフトバンクケータイを併用