私は「うつ依存症」の女 / PROZAC NATION


を見てみた。ゲオで100円レンタル。

原題のProzacとは、米国Eli Lilly社製の抗鬱剤のこと。鬱病合衆国ってことかな。クリスティーナ・リッチ Christina Ricci が主演・製作兼任している。彼女自身も、そういう経験があるそうだ。鬱病の国、というより、ドラッグの国、のほうが適切なんじゃないかと思うぐらい、ドラッグが出てくる。映画の邦題は、「うつ依存症」の女、ということだけど、邦題が適切なのかは分からなかった。何でこの邦題にしたかなぁ。麻薬関係は、華麗にスルーされているのがアメリカの現状なんだろうな。
細かくエピソードが切り替わる映画の作り方は好きじゃないけど、母と娘の迫真の演技は凄いと思った。怒鳴りあう、泣き合うシーンは見応えがあった。
親友・交際相手の我慢の限界点は有限なので、それを超えてしまい、関係が絶たれたときの苦しみも。抗うつ剤は、息をつく余裕を与えてくれる、という表現が問題の大きさを示しているか。

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