小形全自動洗濯機の点検・修理の再々のお願いについて | ニュースリリース:シャープ
皆さんも再度ご確認を。うちは見事に該当してました。
リンク: 小形全自動洗濯機の点検・修理の再々のお願いについて | ニュースリリース:シャープ.
より、以下転載
2007年3月15日
小形全自動洗濯機の点検・修理の
再々のお願いについて
シャープは、1998年(平成10年)11月から1999年(平成11年)12月までの間に製造しました当社および無印良品の小形全自動洗濯機(対象機種:ES-42系/洗濯・脱水容量4.2kg)において、モーターリード線が運転中の振動によって断線し、発煙・発火が7件発生、2002年4月に社告と無料の点検・修理を行いました。その後、4件の事故が発生したことから2004年1月再度社告を実施し、事故防止に努めてきましたが、依然として点検・修理の進捗状況が十分でなく、再社告後も事故が4件発生(内、1件は点検・修理済み製品)しました。
つきましては、心からお詫び申し上げますとともに、事故防止のために再々社告を行い、無料で点検・修理を実施させていただきます。お客様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、フリーダイヤルにご連絡いただきますようよろしくお願い申し上げます。
記
1.品名:小形全自動洗濯機
2.対象機種・製造期間・台数・点検率:
対象機種
対象機種の製造期間
対象台数
*ES-42系
1998年(平成10年)11月~1999年(平成11年)12月
205,163台(内、点検・修理済みは
55,165台、点検率は26.9%)
*[シャープ株式会社]
ES-42DS、ES-B43、ES-D42JN、ES-DB42、ES-DS42、ES-F4A、
ES-F4AUP、ES-G42JN、ES-H42、ES-JN42、ES-J42UP、ES-K42、
ES-L42、ES-S4A、ES-SL42Y、ES-SL42Y2、ES-YA42
[株式会社 良品計画(無印良品)]ES-R42A(当社が受託生産)
3.事故発生件数:15件
<内訳:社告前7件、社告後4件、再社告後4件(内 点検・修理済み製品が1件)>
年月日
機種名
発生場所
事故内容
2001年 4月 9日
ES-R42A(良品計画)
岐阜県岐阜市
当該洗濯機の一部焼損
2001年12月 6日
ES-D42JN
神奈川県藤沢市
当該洗濯機の一部焼損
2001年12月7日
ES-J42UP
石川県鳳至郡
当該洗濯機の焼損と周辺のトタン、
天井等を焼損
2001年12月15日
ES-K42
千葉県市川市
当該洗濯機の一部焼損
2002年 2月 1日
ES-JN42
埼玉県さいたま市
建屋を全焼
2002年 3月 5日
ES-JN42
京都府船井郡
当該洗濯機の一部焼損
2002年 3月25日
ES-K42
埼玉県川口市
当該洗濯機の一部焼損と壁の
一部焦げ
*2002年 4月 4日社告を実施
2003年 4月14日
ES-JN42
京都府宇治市
当該洗濯機の一部焼損と壁の一部焦げ
2003年11月26日
ES-F4A
香川県木田郡
当該洗濯機の一部焼損
2003年12月 5日
ES-JN42
京都府船井郡
当該洗濯機の焼損と壁の一部焼損
2003年12月27日
ES-JN42
三重県松阪市
当該洗濯機の焼損と壁、雨戸等の
一部焼損
*2004年 1月26日再社告を実施
2004年 3月27日
ES-YA42
広島県広島市
当該洗濯機の一部焼損と壁の一部焦げ
2005年 5月 1日
ES-K42
東京都足立区
当該洗濯機の一部焼損
2006年 4月26日
ES-JN42
福井県敦賀市
当該洗濯機の一部焼損と壁の一部焦げ
2006年 6月6日
ES-42DS
広島県広島市
当該洗濯機の一部焼損と壁、天井の一部焦げ
4.事故内容と原因:
<1>モーターリード線が運転中の振動によって、断線するものがあり、断線した時この部分のスパーク放電がリード線に巻いた防音緩衝材に着火し、発煙・発火に至るものです。
<2>点検・修理済み製品の事故については、リード線の配線方法を変更し、防音緩衝材の材質を難燃性に変更するという対策処理が不適切で、当該洗濯機の一部焼損と壁の一部焦げに至りました。
5.再々社告に至る経緯:
再社告後の2004年3月に広島、2005年5月に東京、同年6月に広島で、「未点検製品」において3件の事故が発生し、加えて、2006年4月に福井県敦賀市で「点検・修理済み製品」の事故が発生しました。これを受けて点検・修理内容を全国で調査しましたところ、敦賀地区で不適切な修理により事故に至ったことがわかりました。同地区で不適切な修理をした恐れのある製品(56台)については、顧客リストに基づき再点検を実施しました。その結果53台は点検および廃棄を確認し、残りの3台については敦賀地区のリサイクルショップで再販されたことまで判明しましたが、お客様を特定するまでには至りませんでした。今回の再々社告は、未点検製品の点検強化に加えて、全ての修理済み製品の再点検(敦賀地区の残り3台の追跡調査を含む)を実施するものです。
6.対策:
<1>モーターリード線の配線方法を変更し、防音緩衝材を難燃性に交換します。
<2>点検・修理済み製品は、上記対策が正しく行われているかを確認します。
7.お客様への対応:
・3月16日(金)朝刊の新聞紙上で『点検・修理の再々のお願い』の告知を行い、
ホームページ(http://www.sharp.co.jp/)でお知らせ致します。
・対象製品をお使いのお客様には、弊社サービス部門が無料で点検・修理を行います。
・併せて、点検・修理済み製品をお持ちのお客様には「ダイレクトメール」で再点検の
お知らせを行います。
8.点検のお申し出窓口:
※ 電話番号をお確かめのうえ、お間違いのないようおかけいただきますようお願い申し上げます。
(注) ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。