マッハの恐怖

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柳田邦男氏の「マッハの恐怖」をブックオフで購入。やっと購入できた。

沖縄への航空便が国際線であった、昭和41年に発生した「全日空羽田沖墜落事故」などを扱っている。涙無くして、読むことができない一冊だ。というか、少しずつしか読むことができない。
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2008/6/6読了。全日空羽田沖墜落事故以外は、事故原因を科学的に立証できていた。全日空の事故については、事故技術調査団での調査が不十分と思われ、日本らしいうやむやにした感が否めず、被害者がうかばれないと思った。柳田氏の丁寧な調査が分かりやすく、読み応えもあったが、いずれにしても第三者なので、読んでいた私も同じような無力感を感じた。ロザリオの意味を知りたかったが、薄れゆく意識の中で、被害者が生きていたことを示すために、自ら首にかけたのだろうか?
あとがきにも、いろいろ書いてあったので読むべし。それにしても、昔に発行されていた本を入手するのは大変だった。