タイヨウのうた

タイヨウのうた

を見てみた。YUIが主演しているので(^_^;

エリカ様主演のTVドラマ版もあったんですね(柴咲コウinvitationが主題歌)。さて、映画版だが、YUIのGood-bye daysが主題歌。色素性乾皮症(XP)の患者を扱った作品だが、実際の症状と一部異なる表現があるそうで、映画は映画だと認識しておかないと。
レンタルビデオで見た訳だが、本題に入る前の宣伝がなんと17分18秒!!007カジノ・ロワイヤルでは、10分程度だったのに。
中身だが、歌手のYUIを前提にした映画なのか、まず映画があって歌手のYUIを起用したのか。YUIでは無く、他の女優が演じたら評価はどうなっていただろうか。
好きになった男性が街中を歩いている所を友達が撮影し、その映像を見ながら一緒に歩いているように歩くシーンが良かった。YUIのぶっきらぼうな言い方が、役にマッチしているかな。高校生同士の生活を描いた映画ってな感じ。
 
参考 「色素性乾皮症(XP)と家族会の活動について」 http://www.taiyonouta.jp/xp.html

007 カジノ・ロワイヤル

007 カジノ・ロワイヤル / 007 CASINO ROYALE

を見てみた。

ジェームズ・ボンドといえば、ピアース・ブロスナンの007が好きだった訳で、原作のジェームズ・ボンドに近いと言われる今作(ダニエル・クレイグ主演)は、ちょっとつかみにくいと感じたのも事実。渋さを醸し出していて、かっこいいことは事実。
さて、内容だが、鉄筋の上り方が素晴らしいけど、初めの内容が前振りもなく分かりづらい。飛び跳ねたりして、スーパーマリオみたいだ。アクションは素晴らしい。エアバス380みたいな、総二階建てのスカイフリート370なんていう飛行機がでてきて、空港でのアクションシーンもあり。ゴーアラウンドのエンジン風圧で、パトカーも飛ばされるし。
あと、カジノでのゲームシーンがあるけど、私はトランプゲームが分からないので、盛り上がりに欠けてしまった。ラストシーンは、そういう造りなのねと、勉強になった。悪くない映画だとは思うけど、最後まで続けて見るには体力を消耗した作品であった。

告発の行方

告発の行方 The Accused

ジョディー・フォスター主演のレイプ事件を扱った作品。トップガンでヒロイン役として出演していた、ケリー・マクギリスも出ていた。wikipediaのケリー・マクギリスを見ると、事件数が多いのだろうと痛感させられる。1989年公開の作品で、地上波の午後9時台だか、深夜帯だかで放送していたのを見た記憶があり、今回レンタルしてきた。タイトルを思い出すことから始まり、やっと仙台のゲオで見つけてきた。

ジョディー・フォスターが猛虎と書かれたはっぴを着ているのは何でかな。裁判に至る過程が描かれている映画だが、現在で言う「セカンドレイプ」の状況も。被害者が、入廷する際、テレビのインタビューがあったり、証言台で被告弁護士からいろいろ言われたりと。
ストーリーとしては、バーで発生した強姦事件で、犯人については司法取引にて過失傷害へ。その後、いろいろあって、犯行時、周囲にいてレイプをあおった3人を教唆犯として告発。裁判シーンは、教唆犯についてのみ。犯行現場にいた男性の証言が重要になってくるが、止められず呆然としていて、しばらく経った後、外の公衆電話へ通報しに行くところで回想は終わる。
日本の特急電車内でも、乗客がいる前を女性が泣きながらトイレに連れ込まれた時も、乗客は見て見ぬふりだったと。私が居合わせたら、止めたり、車掌に通報するなど出来ただろうか?
弁護側、検察の上司の言動など、イライラして見ていたが、今日では性犯罪被害者へのケアが進んでいると信じたい。女性だけでなく男性が見ても、犯行シーンは気持ちが悪いところだが、社会派の映画として、一度見てみることをおすすめする。
 
アメリカでは、6分に1回レイプ事件が発生で、そのうち4回が累犯とのこと(制作当時のデータ)。平成15年のデータでは、日本の件数に比べ、アメリカは30倍、韓国の9倍の強姦事件が発生しているそうな。wikipediaより。