クライマーズ・ハイ / Climber's High


をレンタル。1月1日からレンタル開始。

1985年8月12日に発生した、日本航空123便墜落事故を元に作成された映画。ある記者を主人公に描かれていく作品。新聞社を舞台に映画が始まる。「ジャンボ機がレーダーから消えた」というセリフを聞くと、私自身も寒気と鳥肌が走った。何とかして墜落現場に行くのだが、もちろん、当時のように現場を荒らしまくり。ちなみに、一番最初に出てくる子供は、事故とは関係無い(無駄に涙ぐんでしまったじゃないかー)。
 
さて、映画自体だけど、見たくもない新聞社の内実を晒しまくり。販売担当部署の力任せな所などがリアル。また、主人公が新聞を作る上での格闘と、現在の登山時を重ね合わせてるが、ちょっと見るに堪えない。確かに、墜落現場の記事や乗客の遺書を聞かされると涙ぐむけど、実際にあったことと、映画は別だ。
123便墜落事故について深く取り上げられている映画だと思ってレンタルしてきただけに、かなり残念な内容だった。事故をメインに扱っている訳でなく、新聞社の活動ぶりが大きくなりすぎて期待はずれだった。本作は、あくまでも「新聞社」とは何か?を楽しむ映画だと思う。

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