を見てみた。ゲオで10円レンタル。新作も!
いつだか、CMで見たような記憶があったのでレンタル。原作がスティーヴン・キングだったんですね。彼の作品「シャイニング」を見たことあるような。ある暴風の翌日から始まるストーリー。米軍基地にあるという物体。住民達がスーパーに買い出しへ行っているときに、迫り来る霧。
海外の映画ということもあり、宗教観が強くでており、ちょっとしつこいかな。店の外へ出て行く人にひもを付けているシーンが良くできている。窓にある物体が飛びついてきたときビックリしてしまった(^_^;) しがない副店員が銃の名人(吹き替えがちびまる子ちゃんの永沢君)なのもビックリ。あんなラストありなのかと!!!!!
グログロしい映画ではないけど、それなりの表現があるので耐性がある人向け。ストーリーも造りもしっかりしているので、お勧めな作品だ。さすが、スティーヴン・キング作。
カテゴリー: 映画
大いなる陰謀 / LIONS FOR LAMBS
を見てみた。ゲオで10円レンタル。新作も。
原題は「LIONS FOR LAMBS」で、そのまま訳すと「羊のためのライオン」となる。ライオンが米兵士、羊が米国政治家に見立てている。シビリアンコントロールを標榜し、政治家が軍隊を自由に派遣している。その派遣は正しいのか?
3カ所の視点で描かれているが、議員と記者、在アフガニスタン米軍兵士、教授と生徒、映画が始まって30分経過後もストーリーが見えてこない。議員が記者に話している作戦が、教授と生徒が話している元生徒で、米軍兵士がその元生徒だったかな。議員と教授の目的が分かりづらい。
見て楽しいとか感動を生む映画ではなく、考えさせられる映画になっている。しかも、明確に表現するのではなく、一部分の情報だけで考えることを要求される映画だ。政治に無関心な国民に選ばれた政治家が戦争を主導し、政治家は記者を利用し国民を情報統制する。
今更言われなくとも、ただ自ら行動していないだけ。「大いなる陰謀」という邦題に期待しすぎたのか、物足りない映画だった。
サンキュー・スモーキング / THANK YOU FOR SMORKING
を見てみた。ゲオで10円レンタル。
タバコ会社の出資した研究機関で働く広報部長が主人公。いかに、タバコを良く見せ、悪いイメージを無くすか、奔走する主人公。トークが上手い広報官だが、ディベートの専門家らしく、考え方が興味深い。交渉と議論か。お酒と銃とタバコの 死の商人 merchant of deathの3人組も。未成年をコアカスタマーと認識しているのもおもしろい。タバコ反対議員が、お酒好きとは、何という皮肉。
扱っているテーマはタバコだけれども、ストーリーとしては良くできている。コメディータッチでタバコ嫌いなあなたにもお勧めだ。幸せのレシピに出てた、アーロン・エッカートAaron Eckhartが出てた。渋くて格好いいかも。
この映画の教訓は、うかつに寝るな、喋るな。「みんな何か才能がある」というセリフが気に入った。