めぐみ 引き裂かれた家族の30年
を見てみた。
1977年11月15日に拉致された、横田めぐみさんのご家族を描いた作品。当時の映像・写真を交えて作成されており、北朝鮮による拉致という国家的犯罪を、もう一度勉強しなおすのに良い作品だと思う。ただ、良くも悪くもドキュメント映画なので、それ以上の演出もひねりもない。
拉致が発生して、もう30年も経過するのに、日本政府は何をしているのか。北朝鮮を追い詰めることは出来るが、その先、交戦状態を想定してまで、状況が悪化するような圧力は難しいだろう。北朝鮮を非難しつつも、現状維持に近い対応が、日本政府の限界なのか。自民党だから、民主党なら、という訳でなく、日本の国家として出来ることはこのぐらいなのかと。
カテゴリー: 映画
16ブロック / 16 Blocks
16ブロック
を見てみた。
主人公はブルース・ウィリスが演じているが、かなりの老け顔になっていて気づかなかった。やはり、お酒を飲んだくれている姿が似合うなと。ダイハードシリーズといい、何でお酒が似合うんだろうか。
さて中身だが、ケビン・スペイシーの交渉人みたいな状況で、交渉人に出演していた、デビッド・モースもやはり出演している。予告編を見たときには、違う映画だと思っていたが、実際には警察の犯罪の証人を殺害しようとする警官達、それから守ろうとする主人公。証人に影響され、実は犯罪グループの一員だった主人公が証言することにより、映画は終わる。
期待はずれというか、ありがちなストーリーで残念。
もう一つのエンディングも見たが、ハッピーエンドか不幸な結末か。確かに、内容的に不幸な結末で終わられても困るから、ハッピーエンドの本作が良かったとも思う。最終的に、誰まで改心したかどうかの違いか。