新幹線大爆破


を見てみた。高倉健主演。1975年製作の210分超大作。

新幹線「ひかり」に爆弾を仕掛けるサスペンス映画。75年らしい?古めかしいオープニングがいいかも。パニックに陥る運転士、冷静に指示を出す運行指令の対比が見応え。新幹線が駅構内ですれ違うシーンなどで、模型を利用しているけど、年代相応のチープさが分かるけど、良くできている。一方で、あっさり犯人への糸が見つかってしまうが、幼稚な警察の行動で身代金を取りに来た犯人が死んでしまう。パニックに陥る乗客、チャンスだと重い逃げる人物、試行錯誤する関係者ら。
 
非常に良くできており、指令の人間味あふれる行動も良い。何故、犯人が逃げるのか?と考えさせられる結末だった。

88ミニッツ / 88 MINUTES


を見てみた。2007年公開。アル・パチーノ主演のサスペンスアクション。

アル・パチーノ演じるFBI異常犯罪分析医ジャック・グラムにかかってくる「お前の命はあと88分」の意味は?カウントダウンしていく「分」、身近にいる不審人物。ロープにつるして失血死させる残酷な殺人が続く。しかも、現場には、ジャックの指紋や精液が。
黒幕が誰なのか、主人公も気づいている・思い込んでいる人物なんだが、実行犯が誰なのか、最後まで分からない。犯人との心理戦とアクション。私は楽しめたが、二時間ドラマ程度とも。もう一つ、ひねりが欲しかった。

ジャスティス / HART'S WAR


を見てみた。2002年公開。辞書によると、hart:赤シカの雄。

捕虜(Prisoner of war, POW)。不可解な事件、何かを計画しているような仕草、雰囲気。終盤で真の目的が分かるけど、その目的自体が、ある任務の手段に過ぎない。仲間を助けるために、自らを犠牲にする、勇気ある軍人だった。捕虜である白人と黒人の確執、裏切り、楽しいストーリーではないけど、それぞれの考え方が見応えあったかも。