を見てみた。ゲオで半額レンタル。
マイケル・ムーア監督作品。アメリカの医療制度を扱った映画だ。日本で言う公的健康保険に入っていないアメリカ人は、5000万人もいるそうだ。海外ドラマで、アメリカ制度の異様さに驚かされることがありレンタルしてみた。日本の医療制度が問題あるにしても、アメリカに比べればかなりマシかと。
出だしから生々しい怪我から始まる。ガンや重病で自己負担額が多いのは日本も同じだが、やはり任意の医療保険に入っていた方がいいかと。そもそも、公的な健康保険が存在しないアメリカで、痩せ過ぎとか太りすぎだと、健康保険への加入を断られるそうな。また、一部の手術を断られた際、マイケル・ムーアに協力していると言ったら、すぐに許可されたそうな。
アメリカってゆがみすぎ。と思うけど、日本版の映画もあり得るんじゃないかと。イギリスとフランスでは治療代無料。フランスは育児支援も充実。何で、日本でもできないかな?
カテゴリー: 映画
私は「うつ依存症」の女 / PROZAC NATION
を見てみた。ゲオで100円レンタル。
原題のProzacとは、米国Eli Lilly社製の抗鬱剤のこと。鬱病合衆国ってことかな。クリスティーナ・リッチ Christina Ricci が主演・製作兼任している。彼女自身も、そういう経験があるそうだ。鬱病の国、というより、ドラッグの国、のほうが適切なんじゃないかと思うぐらい、ドラッグが出てくる。映画の邦題は、「うつ依存症」の女、ということだけど、邦題が適切なのかは分からなかった。何でこの邦題にしたかなぁ。麻薬関係は、華麗にスルーされているのがアメリカの現状なんだろうな。
細かくエピソードが切り替わる映画の作り方は好きじゃないけど、母と娘の迫真の演技は凄いと思った。怒鳴りあう、泣き合うシーンは見応えがあった。
親友・交際相手の我慢の限界点は有限なので、それを超えてしまい、関係が絶たれたときの苦しみも。抗うつ剤は、息をつく余裕を与えてくれる、という表現が問題の大きさを示しているか。
↑原書は楽天市場でもご購入いただけます。
ザ・センチネル 陰謀の星条旗 / THE SENTINEL
をゲオで100円レンタル。24のジャック・バウワーで有名な、キーファー・サザーランドが出演。主演は、マイケル・ダグラス。
米国大統領を警護するシークレットサービスでの映画。大統領は、あんな厳重に警護されているのかとビックリ。いつものごとく、捜査官と大統領夫人ができていて、ある捜査官が殺される。しかも、その不倫現場が撮影されていた。こういう仕事に就く人間は、他人につけ込まれることをしてはならないっていう見本。ストーリーとしては、良くありがちなものだが、状況証拠を重視しすぎていて、もう一つひねりが欲しいかな。犯人へ繋がるところが、うまくいきすぎというか、情けない犯人。
24のシーズン6の予告が10分ぐらい入っていたけど、トヨタ車のCMだった(^_^;)